嗅覚の不思議な順応性

どこからともなく美味しそうなカレーのにおい！

つられてお店に入っていつの間にかあまりカレーのにおいを感じなくなっている経験はありませんか？

私たちは同じにおいを嗅ぎ続けていると、嗅覚の感度が低くなる『嗅覚疲労』がおこり感じ方が弱くなってしまいます。

これは、嗅覚が他の感覚に比べて疲れやすいという特徴を持っているからです。しかし、嗅覚疲労は同じにおいにだけに起き、疲れていても別のにおいは嗅ぎ分けられます。

同じにおいを嗅ぎ続けていると、脳に伝えるための電気信号が生じにくくなり、さらにその信号を送らなくなっていくのです。

この現象を『脱感作（だっかんさ）』と言います。

脱感作があることでその場のにおいには鈍感になりますが、新たに生じたにおいには、敏感に嗅ぎ取ることができるのです。

香水の販売店には、幾種類のにおいを試してもらえるように、コーヒーの豆が置いてあるそうです！これは、香水を嗅ぎ続けて疲労した嗅覚をリフレッシュさせるためだそうです。

ヒーリングハウスアリイズミでは、随時アロマクラフト教室を開催しています。
料金１，８００円～詳しくはスタッフまで！

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