蘭奢待 (らんじゃたい)!

名月

下の生ハムみたいなものが

蘭奢待と呼ばれている「香木」です。

香木は日本では生育しない樹木内に樹脂が長い年月をかけて形成、熟成されて良質の香材となります。

仏教の伝来とともに香(こう)という文化も広まったと言われていますが、日本では、防虫効果や衣類への加香という”実用”と”楽しむもの”としての使用方法も平安貴族の中で流行りました。
しかし、この天皇家所有の蘭奢待は、権力の象徴として使われてきた歴史があります。

天皇家や将軍家以外では一大名の織田信長だけが切り取ることを許されたとされています。

この木片は「日本の宝」として東大寺の正倉院に今も保管されています。

お気づきかもしれませんが、上の蘭奢待の赤い部分を読むと「東大寺」になります。

蘭奢待

古代インドから東へと伝えられた香の文化。日本にたどり着いてから、1400年以上もの長い歴史の中で、世界に類をみない日本独自の香文化を発展させてきました。

日本の香文化の成り立ち、歴史を知ると、さらに香への理解が深まり、暮らしの生活の中でもより愛着がわいてくることでしょう。

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店舗情報:
ヒーリングハウス アリイズミ
整体・アロマ・耳つぼダイエットの店
住所 掛川市 本郷 2247-2
電話 0537-26-1010
営業 9:00~20:00
定休 月曜日 / 第2・4日曜日
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